共析

英語表記:eutectoid

固体状態において、冷却中一定の温度で1つの相(phase)から新しい2つ以上の相を析出あうる点を共析点といい、この作用は可逆性である。共析は個体の場合に起こり、液体においては発生する共晶と様子が良く似ている。鉄~炭素合金の共析点は約726℃で、共析成分は鉄中の炭素量が約0.85%で、標準の共析組織をパーライトという。炭素含有量がこれより多い鋼を過共析鋼または超共析鋼(hyper-eutectoid)といい、これより少ないものを亜共析鋼(hypo-eutectoid)という。それ故、構造用鋼は亜共析鋼に属する。

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